2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年マイベストブックたち

年の瀬、仕事納めと大掃除。今年のマイベスト本たち ということで簡単レビュー。来年の読書テーマは関係のみえる化。本に情報タグをつける、マッピング やはりキーワードは編集ですね。○今年のマイベスト本今年出たモノ『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキ…

高須賀ゼメモ(LUNARR、ドキュメント、ビジネス考)

活動レポート。語りきれず、まとまりつかず でもこれが入口。・・・講演会や勉強会に行くことを 習慣にしている。今回はマツムタロウ君の紹介で参加。勉強会の詳細については、 タロウ君とユースケがわかりやすく まとめているのでご参照↓。高須賀ゼミ - ミ…

文脈で読む、松岡正剛の薦める読書スタイル

本は買うまでのプロセスは、 本との記憶に関わる 大事な情報となる。買った場所、読んだ場所、日時、 薦められた人、もしくは関連本 を本の1ページの余白に書き込んでおく。2度、3度読み返す度に新しい 年輪が刻まれる。本一冊につける情報タグを管理する。…

本棚があるだけで

子は父の背中をみてまなぶという。教えなくても、自らまなぶことが まなびなのだ。今は情報やインフラが増えたから 熱心な親は教えることができるし、 関心の高い子も自ら学びに行ける。逆に言えば、2次情報の過多で生のものに 触れたり、身体で経験する機会…

電車という朝の読書空間。

電車に乗るとたいてい携帯か ゲーム(DS、PSP)という風景。ここ10年で電車の過ごし方も 大きく変わった。が、ひとつ気づいたことがある。始発の各駅停車はゆとりがある。 そこで観察すると、朝は比較的、 活字に触れている人が多いとうこと。新聞をはじめ、…

本の見極めと新訳古典の可能性-ブームとスタイル

本の良しあしをはかる基準は時間である。時の試練を経て、価値が認められる。・・・「ブームとスタイルは違う。 ブームは一時の流行、 スタイルで定着するものこそ 力を入れて長くしかけるもの。」トランジットの中村貞裕さんの言葉。 http://www.transit-we…

ビジネス書の領域、読書地図

仕事柄、扱う範囲は「ビジネス書」。だが、このカテゴリーが持つ 幅の広さを考えさせられる。ある程度アタマの中に体系だてて どの分野が、という歴史、系譜で 見られると1冊への理解が早い。マクロでの俯瞰と全体での位置づけ。一冊をミクロとマクロで見る…

先週分の読書メモ。セレンディピティ。

ランダムの意味性。○『柿の種』寺田虎彦 70年ほど前の科学・哲学者による観察雑記。 冒頭に「こころ忙しくないときに読んでほしい」 とあるので、気持ちを合わせて読む。 「目は開閉できるが耳は無理だ。なぜだろう」 という疑問で終わる1文が気になりつつ…

『非属の才能』 山田玲司

タイトル=コンセプトだけでも 1冊、買う価値がある本。才能を拓いてきた人のインタビュー体験を 漫画家自身のスタンスで語る。「テストでとれるのは100点満点が限界」、 「価値を認められないことに才能が隠れている」、 「フロー情報を減らし、孤独の環境…

京都での学生時代、同じ環境NGOの活動を 続けていた友人が「Water展」の対談イベントに スピーカーとして出ていたので、4年ぶりに会いに行く。http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200712/21_21_design_sight_exhibition_7.html彼は今も「水」をテーマに活動を…

本のことを本屋に聴く

大型書店化が進んでいる。と言っても、 書店を運営している人は変わらない。書評家や専門家の意見は新聞や雑誌で 読めるが、書店の店員の声もブログで読める。 本の内容だけでなく、本の周辺を知るきっかけ。そうしてまた本を違う楽しみ方ができる。・・・ …

読後の変化が良書の基準

ビジネス書や実用書の価値は、 その本を読んだ後で「どのような行動が変わったか」 「どのような思考、行動の習慣が身についたか」 だと思う。この問いを自分にすると 本のよしあしの基準になる。自分の場合、 『日記の魔力を読めば、日記をはじめ 『朝の習…

名文を書き写す

『文章のみがき方』(辰濃 和男)で 「いいと思った文章を書き抜く、書き写す」 ことを薦めている。これはいいなとおもい、早速始める。予備校時代、小論文の先生から 作文のトレーニングとして・自分なりの言葉の定義を書く ・いい文章は書き写しなさいと言…

「好きを貫く」よりも、、、

なかなか話題を呼びそうなテーマです。「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409大変長いのですが、とても重要なテーマ なので入り口だけでも。個人的には「好きなことをやれ」 というメ…

「読書見える化」―今まで何冊読んできた?

「みえる化」がトレンドです。私の場合も家計簿をつけたり、 一時期は体重、運動量、食事、 起床時間などなどつけていました。 (続いているのは家計簿くらい)たとえば自転車のメーター 今週末は35Km、結構動いたなとか、Segafred(カフェ)のポイントで 今…

出版プロデューサーの仕事って?

駆け出しで生意気言えるものではないですが 「出版プロデューサー」ってなんだろうと 思ったので書いておきます。その前に。肩書きがよくわからないことの方が 説明を求められるので、 考え続けるきっかけになる。いいトレーニングになると思っています。「…

ブログタイトル変更

「駆け出し出版プロデューサーの読書ノート」 としてタイトル新たに始めてみます。体系的なコンテンツ?とは 行かないまでも仕事について考えることを 書き続けてみます。○コンテンツメモ仕事の定義 自分をアイデンティファイすること 内容 参考書籍(仕事関…

ロールモデル考

内田樹さんのBlogより - 単一のロールモデルを後追いしたり、 否定したりしているだけで子どもは成長できない。ロールモデルが複数になり、 そのそれぞれが「違うこと」を言い始めるときに はじめて人間は成長のプロセスに入る。より厳密には「複数のロール…

17歳へのメッセージと読書の関係

20代もあと1155日となるこの頃。> もし良かったら、17歳と読書の関係、 > お聞かせ頂けたら嬉しいです。とリクエストをいただいたので。sotaの17歳は、 教養としての文学=マンガでした。手塚治虫のブッダや火の鳥、ナウシカ、 はだしのゲン、AKIRAなど…

不能の経験、自己解体の読書

mixi日記のウチワとは 違う、別の空気を感じる。たのしいだけではない 何かあたらしい感じ。こちらはこちらで本のことを 中心に書き進めていきます。 - 昨日のディスカッションメモで > 17歳、不能の経験としての読書 にコメントがあった。話題の引用元は…

問いと答えと

「好奇心とは問いを探す情熱である。」(原研哉)「答えを探す行為というのは、 他人に自分の自由を明け渡すこと。」(岡本吏郎)

mixi日記はじめました

こちらはもう少し 方針を考えてみます。■mixi「内」日記について梅田氏の記事フェースブック(Facebook)について http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u133.html(米国に留学した日本人学生を引用して)「僕も最初は、実名と顔写真を載せるの…

mixi日記なるものを

最近はじめようかと考えている。内輪とはいえ、それなりの数の人がいて このBlogよりは近い距離で言えることが あって、返ってくるものがあるかも という期待。この距離感は、 センシティブなものなんだろうな。ただし、その前にまず 生の感触がだいじだとい…

講演

出版講演に行くことが習慣化されてきた。ので 「良質な人と出会い、味わい、語る会」なんてやろうかと考えている。人に会いに行き、学び、 また新たな一歩を踏み出す。近場でこれだけいい情報があるのだから。参加希望者は http://mixi.jp/show_friend.pl?id…

世界文学全集

河出書房新社 池澤夏樹=個人編集「世界文学全集」を買う。まずは、ケアルックの「路上」。セミナーもいまからたのしみ。第24回紀伊國屋サザンセミナー 「世界文学リミックス」 http://mag.kawade.co.jp/sekaibungaku/cat10/

本とネット、場とメディア

仕事のテーマと 遊びとライフワークを Blogを通じて発信しないと、 と思うこのごろ。本とネット場とメディアテーマを決めるならこのあたりかな。もちろん、読む人にとって このテーマについて「何を」知りたいか? も書き続ける上でだいじなこと。 何を知り…

問われる関係

つきあいの長い友人と 仕事を中心に今と将来に ついて話す。だれに、なにをしたいのか しているか していきたいか話す、相談、語るの往復。聴いてくれる人が いるからこそ問えること。年末、 振り返り、前を見て 今を進む。

渋谷ブックファースト移転ショック

10月半ばで閉店し、移転した駅前店に行きました。 が、量は減り、狭くなり本屋としての魅力が・・・。 残念です。代わりの旗艦店は新宿へ。 新宿三越アルコットのジュンク堂もそうですが、 最近は新宿に大型書店が集中してます。 個人的には青山と六本木のAB…

まめに連絡する

ある友人は、起業4ヶ月目で家が近いこともあり こまめに連絡をくれる。メッセや携帯を通じて、 週1、2回は声がかかる。 いつも直前の連絡なのでたいていは都合が 合わないのだけど、何度も連絡をもらえると 相手の顔を記憶して、自分の時間が空くと つい彼を…

フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法 アル・ライズ フォーカス=ブランド=イメージ(好み) なるほど。企業だけでなく自身も。Why法則や考えの成果=利益が上がること 経営者とは「財務諸表を読みこなせるマーケター」であるWhat成長、ブラ…