2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年マイベストブックたち

年の瀬、仕事納めと大掃除。今年のマイベスト本たち ということで簡単レビュー。来年の読書テーマは関係のみえる化。本に情報タグをつける、マッピング やはりキーワードは編集ですね。○今年のマイベスト本今年出たモノ『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキ…

高須賀ゼメモ(LUNARR、ドキュメント、ビジネス考)

活動レポート。語りきれず、まとまりつかず でもこれが入口。・・・講演会や勉強会に行くことを 習慣にしている。今回はマツムタロウ君の紹介で参加。勉強会の詳細については、 タロウ君とユースケがわかりやすく まとめているのでご参照↓。高須賀ゼミ - ミ…

文脈で読む、松岡正剛の薦める読書スタイル

本は買うまでのプロセスは、 本との記憶に関わる 大事な情報となる。買った場所、読んだ場所、日時、 薦められた人、もしくは関連本 を本の1ページの余白に書き込んでおく。2度、3度読み返す度に新しい 年輪が刻まれる。本一冊につける情報タグを管理する。…

本棚があるだけで

子は父の背中をみてまなぶという。教えなくても、自らまなぶことが まなびなのだ。今は情報やインフラが増えたから 熱心な親は教えることができるし、 関心の高い子も自ら学びに行ける。逆に言えば、2次情報の過多で生のものに 触れたり、身体で経験する機会…

電車という朝の読書空間。

電車に乗るとたいてい携帯か ゲーム(DS、PSP)という風景。ここ10年で電車の過ごし方も 大きく変わった。が、ひとつ気づいたことがある。始発の各駅停車はゆとりがある。 そこで観察すると、朝は比較的、 活字に触れている人が多いとうこと。新聞をはじめ、…

本の見極めと新訳古典の可能性-ブームとスタイル

本の良しあしをはかる基準は時間である。時の試練を経て、価値が認められる。・・・「ブームとスタイルは違う。 ブームは一時の流行、 スタイルで定着するものこそ 力を入れて長くしかけるもの。」トランジットの中村貞裕さんの言葉。 http://www.transit-we…

ビジネス書の領域、読書地図

仕事柄、扱う範囲は「ビジネス書」。だが、このカテゴリーが持つ 幅の広さを考えさせられる。ある程度アタマの中に体系だてて どの分野が、という歴史、系譜で 見られると1冊への理解が早い。マクロでの俯瞰と全体での位置づけ。一冊をミクロとマクロで見る…

先週分の読書メモ。セレンディピティ。

ランダムの意味性。○『柿の種』寺田虎彦 70年ほど前の科学・哲学者による観察雑記。 冒頭に「こころ忙しくないときに読んでほしい」 とあるので、気持ちを合わせて読む。 「目は開閉できるが耳は無理だ。なぜだろう」 という疑問で終わる1文が気になりつつ…

『非属の才能』 山田玲司

タイトル=コンセプトだけでも 1冊、買う価値がある本。才能を拓いてきた人のインタビュー体験を 漫画家自身のスタンスで語る。「テストでとれるのは100点満点が限界」、 「価値を認められないことに才能が隠れている」、 「フロー情報を減らし、孤独の環境…

京都での学生時代、同じ環境NGOの活動を 続けていた友人が「Water展」の対談イベントに スピーカーとして出ていたので、4年ぶりに会いに行く。http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200712/21_21_design_sight_exhibition_7.html彼は今も「水」をテーマに活動を…

本のことを本屋に聴く

大型書店化が進んでいる。と言っても、 書店を運営している人は変わらない。書評家や専門家の意見は新聞や雑誌で 読めるが、書店の店員の声もブログで読める。 本の内容だけでなく、本の周辺を知るきっかけ。そうしてまた本を違う楽しみ方ができる。・・・ …

読後の変化が良書の基準

ビジネス書や実用書の価値は、 その本を読んだ後で「どのような行動が変わったか」 「どのような思考、行動の習慣が身についたか」 だと思う。この問いを自分にすると 本のよしあしの基準になる。自分の場合、 『日記の魔力を読めば、日記をはじめ 『朝の習…

名文を書き写す

『文章のみがき方』(辰濃 和男)で 「いいと思った文章を書き抜く、書き写す」 ことを薦めている。これはいいなとおもい、早速始める。予備校時代、小論文の先生から 作文のトレーニングとして・自分なりの言葉の定義を書く ・いい文章は書き写しなさいと言…

「好きを貫く」よりも、、、

なかなか話題を呼びそうなテーマです。「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409大変長いのですが、とても重要なテーマ なので入り口だけでも。個人的には「好きなことをやれ」 というメ…

「読書見える化」―今まで何冊読んできた?

「みえる化」がトレンドです。私の場合も家計簿をつけたり、 一時期は体重、運動量、食事、 起床時間などなどつけていました。 (続いているのは家計簿くらい)たとえば自転車のメーター 今週末は35Km、結構動いたなとか、Segafred(カフェ)のポイントで 今…

出版プロデューサーの仕事って?

駆け出しで生意気言えるものではないですが 「出版プロデューサー」ってなんだろうと 思ったので書いておきます。その前に。肩書きがよくわからないことの方が 説明を求められるので、 考え続けるきっかけになる。いいトレーニングになると思っています。「…

ブログタイトル変更

「駆け出し出版プロデューサーの読書ノート」 としてタイトル新たに始めてみます。体系的なコンテンツ?とは 行かないまでも仕事について考えることを 書き続けてみます。○コンテンツメモ仕事の定義 自分をアイデンティファイすること 内容 参考書籍(仕事関…

ロールモデル考

内田樹さんのBlogより - 単一のロールモデルを後追いしたり、 否定したりしているだけで子どもは成長できない。ロールモデルが複数になり、 そのそれぞれが「違うこと」を言い始めるときに はじめて人間は成長のプロセスに入る。より厳密には「複数のロール…