名文を書き写す
『文章のみがき方』(辰濃 和男)で
「いいと思った文章を書き抜く、書き写す」
ことを薦めている。
これはいいなとおもい、早速始める。
予備校時代、小論文の先生から
作文のトレーニングとして
・自分なりの言葉の定義を書く
・いい文章は書き写しなさい
と言われ、5冊くらいノートができた。
・・・
最近は
『レバレッジリーディング』(本田直之氏)に
あるようにデジタルでメモをしていた。
が、ノートにペンで書くと感触が違う。
一字一句、書き写すと
著者の言葉の流れやリズムがわかる。
句読点の打ち方、言葉づかいを
身につけるために書き写す。
ちなみに『文章のみがき方』にある
書き写す効用は
1.著者を深く学ぶ
2.自分の文はまずいなという感じを保つ
=紋切り型の言葉を使っていないことを学ぶ
3.文への感度という自分の歴史をたどれる
音読(素読)もこれに近い。
知識や情報を得る以外に、
著者の言葉を身体的に学ぶ(まねる)ことも
大事な読み方、書き方だ。