2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書くことについて『文章のみがき方』(辰野和男)

書くことについて考え始める。仕事と自分の課題と 向き合うタイミング。僕は「文章がすきです」と 言われると、とても嬉しい。なぜか。じぶんの分身としてのテクスト、 作品としての思い入れもある。けれど、なによりも経験したこと、 考えたことのログ、軌…

だれかのための、本とじぶんとコンテンツと。

今日の決意は、もっと 本の紹介をしていこうと。自分なりの コンセプト、スタンス、切り口。それは、紹介なのか提案なのか はたまた役に立つノウハウなのか。本の可能性をどのように引き出して、 いち本読みとしてだけではなく、 つくることを手伝う側として…

【人ハブとしてのブログ】『小さなニュースに火をつけて売る!』 (松本拓也 )

著者より献本御礼。電通→アクションクリック代表を経て、 ブログプロモーション企業EAの代表。夫婦二人で大手から中小企業まで 幅ひろく手がけける。個人的には、夫婦二人というスタイルが注目の部分。 友人いわく「21世紀型夫婦経営」というもの。広告は多…

【世代間コミュニケーション】『職場を悩ます ゆとり社員の処方せん

著者より献本御礼。池谷さんは、社会人のキャリア開発から 全国の小中高までの「総合的な学習の時間」の キャリア開発から指導まで行う現場教育のプロ。池谷さんの所属するウィル・シードは、学生時代、 会社の立ち上げ当初にインターンをさせていただいた。…

【動いて考える】『考えないヒント』(小山薫堂)

アイデアを生み出すスタイルづくりにおすすめの一冊。去年、スクーリングパッドのデザインコミュニケーション学部4期 に参加していた。魅力的な人の話を聞き、人から刺激を受けつつ、 ロールモデルを再考、模索する試みだった。そこで、はじめで小山薫堂さ…

【夫婦さがしの旅】『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹)

2年に1度、8年間で4回ほど読み返している長編小説。4回目は、新婚旅行の時に読みなおした。あらためて、これは夫婦の物語だった とわかったような気がした。ある日、自分の奥さんがいなくなる。 そこから探すとは別のかたちで物語は進む。もっとも近くの人が…

【夫婦という現実】『街場の現代思想』(内田樹)

夫婦の関係をめぐる2冊目。●内田樹『街場の現代思想』最近、文庫になりました。この一冊は「みたくない現実」と 「語りたく無い真実」をえぐり出しています。ここまで言ってしまうのか、と。・・・引用 結婚は快楽を保証しない。むしろ、結婚が約束するのは…

【夫婦という関係】『いくつもの週末』(江國香織)

たまには、やわらかいものも。「結婚を、というよりも夫婦をめぐる3冊」その1。ある人を単体で語るならひとつの物語で終わる。しかし、その人にもう一人加えて、 関係を描くと、違う角度でみえる。この関係の最たるものが、 夫婦ではないだろうか。その人の…

【しごとの原理】『ビジネスに「戦略」なんていらない』(平川克美)

戦略、ということばには なにか知的な魅力がある。相手を攻略するための手段であり、 知力がものを言う世界の戦いかた。・・・けれど、この言葉に踊らされる前に 日々、じぶんのやっていることを見直す。出会い、話す、アイデアを練り、 商品をつくり、お客…

【キャラの社会学】キャラ化するニッポン(相原博之)

世の中の事象をキャラで切った本。 すでにネット上の空間で、メディアで 自分をキャラとして機能していることを意識 している人はどれくらいいるだろう。 読後の感想として、 キャラとは、自分を商品化してウェブという市場で 「交換可能な自己をつくりあげ…

「早くオトナになれよ」的マンガリスト5冊

最近、成長よりも成熟ではないかと考えている。未熟の自覚からくる自立と成熟の強制は、 大人に限らず、こどもにもやってくる。「早くオトナになれよ」もっと言うと、 「いつまでも、大人にだまされる子どもでいるなよ」 というメッセージでもある。自身が成…