ロールモデル考
内田樹さんのBlogより
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
単一のロールモデルを後追いしたり、
否定したりしているだけで子どもは成長できない。
ロールモデルが複数になり、
そのそれぞれが「違うこと」を言い始めるときに
はじめて人間は成長のプロセスに入る。
より厳密には「複数のロールモデルを許容しうる」
という事実そのものがすでに成長のプロセスに
一歩を踏み入れていることの証拠なのである。
いつも申し上げていることであるが、
「矛盾」というのは「あらゆる盾を貫き通す矛」と
「いかなる矛もはねかえす盾」の二つが同時に
そこに存在することなしには、矛も盾も
その性能を向上させることができないという事況を指している。
「そこそこの盾」と「そこそこの矛」をばら売りしている限り、
盾にも矛にも向上はない。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
矛盾したロールモデルを許容するなら
人の環境が変わることはいいことだ。
それと読書。
ソーシャルネットワーク×ロールモデル考え中。