フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法 アル・ライズ


フォーカス=ブランド=イメージ(好み)
なるほど。企業だけでなく自身も。

Why

法則や考えの成果=利益が上がること
経営者とは「財務諸表を読みこなせるマーケター」である

What

成長、ブランド、イメージ=フォーカス

How

「成長のための成長」をめざし始めると
企業は重大な戦略ミスを犯すようになる。

ブランドとは獲物をしとめる狩猟許可証ではなく、
カットして磨いていくダイヤモンド

企業は自己愛に陥り、新ブランドを立ち上げる
代わりに、すでに神通力をものしたブランドを
利用する方法ばかり追い求めてしまう。

ビジネスとは「商品そのもの」ではなく、
人々の商品に対する「イメージ」で勝負するもの。
→自社イメージを浸透させるフォーカスを絞る

 品質ではなく、品質へのイメージという「好み」
  スタイル、味、ルックスは特に
  見た目、さわり心地、味わいこそが重視される。

○フォーカスの方法と効果
1.専門化
2.業界(市場)トップ=本物の条件
3.価格(高品質イメージ=高価格)
4.専門性を訴えるネーミング

言葉によるイメージ戦略
フォーカスを言葉にする
○○といえば「□□」(ネーミング)

集合、シナジーは幻想

市場をつくる、築く、開拓した人イメージ(先行者、スピード)

マーケティングでは「市場シェアトップ」
に優るメッセージはない

違いを志向する消費者は、実は
「自分以外の多数は間違った選択をしている」
と考えて、自分の選択を正当化している。

ひとことで定義できる会社

□複数ステップのフォーカス原則
・製品にフォーカス
・特性に沿う
・ブランド間の差別化
・新しいネーミング
・新たな市場を開拓できる時のみ新ブランドをつくる
・ブランドコントロールは経営トップが行う

□次世代と「戦う」か「乗る」か
・一番乗りできるか
・次世代市場に価値はあるか
・適切な名前を見つけられるか
・切手を変えないままやっていけるか

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