書くことは、消すこと。
広告の仕事をしていたこともあって、
コピーの言葉からは多くを学んだ。
一行に、はっとさせられる。
一行を生み出すための
膨大な言葉の束を想う。
・・・
人は、
書くことと、消すことで、
書いている。
このあとに「トンボが動いている。
人が、何かを生み出している。」と続く。
岩崎俊一さんと岡本欣也さんの
トンボ鉛筆のコピー。
消しゴムや修正テープなど、
書く道具と同じくらい、消す道具も
つくってきた会社の哲学を紹介する。
ボディコピー(キャッチコピーを説明する文)
の一部を引用。
消しゴムを使う人を見ると、あ、この人はいま、一生けんめい
闘っているんだな、と、なんだかちょっと応援したくなります。自分の想いを、正しく、わかりやすく伝えるにはどう書けばいいのか。
それと正面から向きあい、苦しみ、迷いながら、でもなんとか
前へ進もうともがいている。消す、という行為には、人間の、
そんなひたむきな想いがこもっている気がしてなりません。(略)
消すことは、また、書くことである、と信じるトンボです。
逆から考え、表現する。
▼
推敲する。書いて、消して、書く。
トンボのサイトで広告が見られます。
【編集後記】
箱根で一年のふり返り合宿をしてきました。
ふり返りと新たな年への準備の時期ですね。