つかわない言葉と思考停止ワード

初期の村上龍(27歳)と
村上春樹(30歳)の対談集
『ウォーク・ドント・ラン』。

絶版だが「書くヒント」は多い。
(なによりもこの年での対談が
僕には得るものが大きかった)

村上龍 
 「春樹さんの小説では、言葉が選ばれてるでしょう。
  比喩にもね。春樹さんの言葉に対する好みが実によく出てますよ。」

村上春樹 
 「使いたい言葉と使いたくない言葉をはっきり分けて、
  使いたくない言葉は絶対使いませんね。」

ぼくも絶対とは言わないまでも
なるべく避ける言葉のリストがある。

それらをまとめて
「思考停止ワード」と呼んでいる。


その言葉をつかうとなんとなく
考えずに「わかったふり」ができてしまう言葉。
(あえて例は出しませんが、
文章にない言葉からご推察ください)


じぶんのブログをふり返ると必ず言葉のクセがある。

好きな作家や文章は、内容だけではなく、
著者独特の「語彙」がある。


言葉を書き出して
使うことばと使わないことばに分ける。
そこにはなにかしらの好みがみえる。


使わない言葉を決める

ウォーク・ドント・ラン


【後記】
昨日は我が家で友人と
本づくりワークショップ&ご飯会。
手を動かし、ものをつくり
作業を終えて食卓を囲む。