つかわない言葉と思考停止ワード
初期の村上龍(27歳)と
村上春樹(30歳)の対談集
『ウォーク・ドント・ラン』。
絶版だが「書くヒント」は多い。
(なによりもこの年での対談が
僕には得るものが大きかった)
村上龍
「春樹さんの小説では、言葉が選ばれてるでしょう。
比喩にもね。春樹さんの言葉に対する好みが実によく出てますよ。」村上春樹
「使いたい言葉と使いたくない言葉をはっきり分けて、
使いたくない言葉は絶対使いませんね。」
ぼくも絶対とは言わないまでも
なるべく避ける言葉のリストがある。
それらをまとめて
「思考停止ワード」と呼んでいる。
その言葉をつかうとなんとなく
考えずに「わかったふり」ができてしまう言葉。
(あえて例は出しませんが、
文章にない言葉からご推察ください)
じぶんのブログをふり返ると必ず言葉のクセがある。
好きな作家や文章は、内容だけではなく、
著者独特の「語彙」がある。
言葉を書き出して
使うことばと使わないことばに分ける。
そこにはなにかしらの好みがみえる。
▼
使わない言葉を決める
【後記】
昨日は我が家で友人と
本づくりワークショップ&ご飯会。
手を動かし、ものをつくり
作業を終えて食卓を囲む。