男の勲章だった「傷」について

(4/28に出す予定のものをそのままにしていた)

葉山にロードバイクで行ったときにケガをした。

ロードバイクは軽いので
浜辺を走ると風にあおられる。

前に進むのが怖くなる。
恐怖は判断を誤らせる。

時速40km近くで風にあおられ、
ガードに腕を擦る。

傷跡がら血がにじむ。

2日経つとかさぶたができている。

細胞がいれかわり、生きていると実感する。
・・・

子どものころは、よく遊び、
よく転び、よくケガをした。

サッカーは足の生傷がたえない。

身体がやわらかいので大きなケガはなかったが、
傷があるのはあたりまえ。

「傷は男の勲章」とも。

・・・
大人になって傷が減った。

今の傷は見えづらい。

すり傷か、切り傷か、
血は出ているのか、内出血か。

そういうことがわかりづらい。

傷口が見えないから
時間とともに回復する過程もわかりづらい。

・・・

時間という薬の効き目を知るためには
傷を見る、ということも必要じゃないか。

はがしたくなるかさぶたをみて
そんなことをおもった。


傷を確かめる。


関連
「個性という傷」
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20081210/1228923253


【後記】
GWはあまり動かず。
久々にカルボナーラをつくる。