井上雄彦さんが語る言葉の限界

ことばにできないこと。

絵は、風も空気も、
言葉の及ばない景色も描ける。

無言の風景に内在してる「気」だとか、
「波動」を表現できる、数少ないメディアです。

絵を描いて生きてきた以上、
言葉じゃなく人の心に伝達する何かを、
表現する努力をしてみようと。


井上雄彦ぴあ』

「言葉じゃなく人の心に伝達する何か」
ってなんだろう?


最近、『視覚マーケティングのススメ』著者の
ウジトモコさんのデザイン勉強会に参加している。

お題の中で
「言葉・文字を使わずに自分を紹介する」
「自分のブログのテーマソングを決める」
など、言葉にたよらない表現の可能性を知る。

・・・
でも、言葉以外の表現にも言葉が要る。

以前、茂木健一郎さんの講演で
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」の
制作現場にかかわっていて、映像づくりに
一番重要なのは言葉だ、という話をしていた。

・・・
言葉と絵、言葉と映像、言葉と音。

言葉ではないものを扱うときこそ、
そこに潜む「ことば」に注目する。

・・・

「言葉じゃなく人の心に伝達する何か」


まずは、問いの入口に立ってみる。



言葉以外の表現手段をつかい、
言葉とのかかわりを考える。


○かかわり

コミュニケーションに絶望した人だけが、コミュニケーションを渇望する。
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090308/1236516360


視覚マーケティングのススメ (アスカビジネス)

井上雄彦ぴあ (ぴあMOOK)

【後記】
昨日は第二回ブログデザイン勉強会。
もっとビジュアルをうまく使いたいなと、
写真集を眺めながらおもう。