「男性も甘え上手の方が幸せになれますよ!」と言われても・・・

sotacafe2009-03-03

「男性も甘え上手の方が幸せになれますよ!」

ある方とのやりとりで。

納得しつつも、それが難しい。

草食系男子と揶揄される僕らの世代は、
甘え下手かもしれない。(意外と女性も?)

・・・
自立したいと思う人ほど甘え下手だ。

言われて行動が変わるほど簡単なことではない。

では、そんな人が甘えるにはどうすればいいだろう?


たぶん、ほどよく「スキ」をみせること。


できない面も見せつつ、関係をつくる。

スキをみせるなら「書くこと」は有効だ。

口ベタをなおすよりも早い。


「書きベタ」は書けないのではなくて、
大半のことは、書いていないだけだから。

お題を与えられたと思って書いてみる。

・・・
でも、もっと大事なことは
「甘えない」という意志の中にある
「強さの裏返し」を自覚することではないか
とおもう。


僕はずっと「自立」に憧れていた。(今も)

そのことをアピールするために、
変わったことを言ったり、したりしていた。

けれど、それは弱さや寂しさの裏返しである
ということに、あるとき気づいた。
・・・

島田紳助は、高校生のころ
一人っ子で寂しかったから不良になったという。


不良になる、という方法だけではなく
意外と僕らが普段やっている
「ちょっと変わったこと」は甘えのための
アピールかもしれない。

けれど、高校時代とちがうのは
それだけで仕事になることもあるということ。

コンプレックスがエネルギーになる。

・・・

村上龍が読者の質問に答える本のタイトル。

『わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL』

たぶん、この人は甘えていない。
自分の甘さを問える人は、甘えに距離を置いている。

男女関係に限らず。


甘えは「依存を相手に求めること」ではなくて、
「自立した自分を認めてほしいと願う自分の弱さ」
を認める(問う)ことだ。


だから、(『7つの習慣』ではないけれど)
やっぱり自立を経て、依存に至る。

甘えないことから、甘えにたどり着く、とおもう。

最近やっと気づくようになった。

もっと、わかりやすく文章にするには
まだ先だけど、甘えについて考えてきたこと。



自分の甘さを問う文章を書いてみる。


○関連
魅力あるキャラづくりに必要な2つの条件
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090111/1231686563

わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL



【後記】
まだ寒いので、おでんがおいしい。