過去の自分にオトシマエをつける

sotacafe2009-02-21

「自制の代償は、つねに後悔の痛みより小さい」


『3週間続ければ一生が変わる』ロビン・シャーマ

これは、ぼくがあたらしいことを習慣化するときに
言い聴かせるフレーズ。


後で悔やむ経験はだれにでもある。

けれど人は忘れる。
とくに自分に都合のわるいことは。

だからなにかを続けるなら「忘れないこと」。

・・・

一番忘れてはいけないことは
「くやしかったこと」。


忘れないことは「感情を記憶する」技術だ。


悔しいおもいを忘れなければ
過去の自分にオトシマエをつけられる。

相応の努力が継続でき、習慣となる。

・・・
僕が最初の会社で上司に辞めたいと言ったとき、
「今のおまえでは、絶対に社会でやっていけない」
と言われた。

この言葉は当然だが、悔しかった。
そして同時に悔しさとして残った。


そう言われた自分を見返すために
相応の行動をした。
これが辞める自信につながった。

同時に、会社でやっていくことと
社会でやっていくことは別なのだ
と気づいた。



「悔しかった気持ち」を忘れない


【後記】
旅行記『ソングライン』(ブルース・チャトウィン)が新訳で復刊。
解説をした冒険家、石川直樹さんの講演会を聞きに
六本木の青山ブックセンターへ。