過去の自分にオトシマエをつける
「自制の代償は、つねに後悔の痛みより小さい」
『3週間続ければ一生が変わる』ロビン・シャーマ
これは、ぼくがあたらしいことを習慣化するときに
言い聴かせるフレーズ。
後で悔やむ経験はだれにでもある。
けれど人は忘れる。
とくに自分に都合のわるいことは。
だからなにかを続けるなら「忘れないこと」。
・・・
一番忘れてはいけないことは
「くやしかったこと」。
忘れないことは「感情を記憶する」技術だ。
悔しいおもいを忘れなければ
過去の自分にオトシマエをつけられる。
相応の努力が継続でき、習慣となる。
・・・
僕が最初の会社で上司に辞めたいと言ったとき、
「今のおまえでは、絶対に社会でやっていけない」
と言われた。
この言葉は当然だが、悔しかった。
そして同時に悔しさとして残った。
そう言われた自分を見返すために
相応の行動をした。
これが辞める自信につながった。
同時に、会社でやっていくことと
社会でやっていくことは別なのだ
と気づいた。
▼
「悔しかった気持ち」を忘れない
【後記】
旅行記『ソングライン』(ブルース・チャトウィン)が新訳で復刊。
解説をした冒険家、石川直樹さんの講演会を聞きに
六本木の青山ブックセンターへ。