「情報のキモ」を抜き出す方法
【「研究ノート」のつくりかた:梅田望夫さんの場合】
佐藤雅彦さんが過去の世界中のCM作品を
まとめるポイントは「自分の感覚を掘り下げること」。
おもしろいと感じるアンテナ、センサーをもつ。
・・・
本を読む場合も視点やセンサーがだいじ。
では、どういう視点で読めばいいか。
梅田望夫さんは、本から「肝」を抽出し、
情報の「肝」を書き出せという。
具体的には以下の2つ。
1.「肝」だと感じた箇所を抜き書きする
2.非公開設定のグループウェア上のブログに保存する
これを『「肝」以外を捨てる技術』という。
パソコンに向かって打ち込む際に、さらに選別して、
特に心に残った箇所だけを書き込みます。一連の作業には時間をとられるので、
その時間投資に見合うだけの、本当に精選・凝縮した
内容を抽出するように気をつけています。「グーグルに淘汰されない知的生産術」
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080509
情報収集そのものが
すでに選択であり、整理術なのだ。
情報収集というと、とにかく集めること
と思われるが、「選ぶこと」そのものが真剣勝負。
他人の文章を読んでどんどん切り落としていく厳しさで
文章を書くことを自らに課すと、それまでの一〇倍や
一〇〇倍の努力が必要になることがわかりました。
(同上)
選ぶ側と選ばれる側の往復で、書くことは鍛えられる。
・・・
僕の場合も読んだ本に線を引いたものを
1.パソコンに書きうつす
2.ブログに披露する
3.手帳(「サヴァイバルメモ」)に書きうつす
こと通じて、情報を厳選するようにしている。
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情報選びに厳しくなる。
○関連エントリー
速度と鮮度:はやさがはやさ以上に語るもの
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090118/1232288046
動かない時間:組織(空間)よりも個人(時間)の勝負
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090117/1232213195
31歳で電通のCMプランナーになった佐藤雅彦さんが一番最初にしたこと
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090212/1234443622
○未来エントリー
・情報圧縮の技術
【後記】
パークハイアットでモーニング。
静かな場所で東京の朝を一望。