才能というモンスターに仕事をさせる3つの条件+1
お笑い芸人の能力は
「才能×努力」と島田紳助は言った。
(『紳竜の研究』の影響で引用が多い)
では才能とはなんだろう?
茂木健一郎さんはこの才能を
「モンスター」という比喩をつかった。
才能がある人はみんな仕事がはやいですよね。
なんではやいかというと、自分の中にモンスターを
飼っていて、そのモンスターがいろいろやっちゃう。みんな自分とモンスターの危ういバランスの中にいる。
例外はまずいませんね。
身を切って何かをつくり出していく。
07/4 『カーサブルータス』茂木健一郎の対談より
才能を扱うことは
モンスターを飼うことだ。
このモンスターに仕事をさせるには
いくつかの条件がある。
ポイントは継続、制約、自信の3つ。
1.日ごろの継続
ルーティンあってこその本気、準備あってこその運。
2.つくる上での制約
〆切り、文字数などの制約条件を設ける。
3.根拠のない自信
リラックスしていないと力は出せない。楽観的に。
このベースがあると、突然のできごとや依頼に
モンスターを発動(召還?)させることができる。
つまり、上手にテンパれる。
・・・
最後にもうひとつ。やはり体力。
この引用で深いのは
>身を切って何かをつくり出していく。
の一行。
村上春樹は、物語をつくることは
「自分の中の毒を生成するようなもの」
と言った。(『ユリイカ』の特集)
毒をつくれる身体、
体力あってこその創造。
身を切る、毒を生成しても
行けるだけのタフさをつくる。
▼
自分の中のモンスターを飼いならす。
・毎日続けることのすごみ
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20081226/1230296145
・書くときに大切な3つの「時間ルール」
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20081123/1227452528
■未来エントリー
・才能のはかりかた
【後記】
市ヶ谷で編集者飲み会。