会話の型づくり:「1発言30秒」「つかみとなかみ」

島田紳助
「テレビで30秒以上話したら負け」
と言っている。

会話でも1発言は最大で30秒くらいだと思う。
それ以上は話の趣旨が見えづらくなる。

ということで個人的には
「30秒以上話したら負け」ルールを
つくるようにしている。

・・・
でも、話を聞いてもらう前提に
「そもそも興味をもってもらえているか」
がある。


日頃から
「つかみ」がないと
「なかみ」もないと考えている。


なかみに行かなければ、ないも同じ。

  情報がたくさんある中で
  自分に有用な情報を選ぶとき
  短い時間で「興味」を持つには
  「つかみ」が大事になってくる。

 人間がたくさんいる中で
 誰かと仲良くなるときも
 きっかけとしての「つかみ」が
 いるんじゃないかと思う。
 興味を持たないと何も始まらない。

  「つかみ」は客観的で、相対的で
  数字になりやすいものが
  分かりやすくて(時間がかからなくて)
  所得だとか、肩書きだとか、外見だとか。 
  本当は意味の少ないことだと思うけれど。

「生旅」
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/kuniaki/DiarySummer00.htm

つくづくそうおもう。


つかみとはコピーだ。
読み手に関係があって
メリットと意外性があるもの。

「おっ?」と思わせる一言。


電車の中吊り、テレビ欄、
書店の本のタイトル。

あらゆるところにある
つかみやフックに目を向ける。

つかんだ上で
はじめてなかみに行く。

いい「なかみ」に触れたときに
人は興奮できる。
興奮したときにこそ
力が湧いてくる。
深く考えることができる。
(同)


そう信じているなら
まずはつかまないと。



つかみを工夫する。

○かかわるネタ
・短く書いて説得力を持たせるコツ
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090105/1231160874
・短く書くとは、短く考えること
http://d.hatena.ne.jp/sotacafe/20090103/1231002215


【後記】
ひさしぶりに缶コーヒーを飲む。
ホッカイロとしても便利。