「自分が」にワンクッションを入れる
知人が開催する本の交換会イベントへ。
会の参加にあたり本を2冊用意する。
1冊はおすすめの本。
参加者同士で交換する。
もう1冊は寄付する本。
販売したお金を途上国の図書館づくりにあてる。
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本で会話がはじまる。
自分の本を交換することで
共有できることがある。
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ビジネスとは
「一回半ひねりのコミュニケーション」である
直接的なやりとりではなく、
本をあいだに入れることで
関係がはやく、スムーズになる。
自分がすきな著者や本を
相手もすきだというだけで、
相手と近くなれる。
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小学生のころ、だれが読んだかわかる
「貸し出しリスト」を読むような
ささやかなうれしさが。
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本の交換は自己紹介のように
自分を主語にしない。
「自分が」にワンクッションを入れる。
間接的な距離感が
本の良さでもある。
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本を交換する。
【後記】
友人の家で晩ご飯。
世の中には自分の知らない仕事が
まだまだある、と知る。