つくる仕事のタイプ:「飛ぶ人」「潜る人」

「つくる」仕事をする人は2タイプある。


「飛ぶ人」と「潜る人」。
これは知人との話から出た言葉。


飛ぶ人。
飛べば人は注目する。

インタラクティブな関係の中で
ライブができるエンターテイナー。

新しいことをその場で
生み出す即興性と反射神経がある。

シンガー、スピーカー、お笑い芸人。
発信に、表現に華がある。

舞台に上がって人の期待に
持ち上げられて、能力を発揮する。


潜る人。

潜ると人から見えなくなる。

表現は地味で地道だが、
深い所にゆっくりささる。

時間はかかるがあとに残る。


たとえば作家。
関係を絶って黙々と作り込む。
レコーディング、作品づくりに余念がない職人気質。

・・・

二つのタイプがある。

ぼくの場合、仕事柄両方を求められる。
人前で話すことと文章をつくること。


自分の性格と表現のチャネルを知ること。



つくる方向性として
飛ぶか潜るかを決める。


【後記】
久しぶりに後輩と飲む。
長いつきあいだからこそ
互いの変化や成長について本音をぶつけられる。