「なにをしたらいいか、わからないんですよね」

「なにをしたらいいか、わからないんですよね。
そう思っているとシュウカツがはじまっている。」

学生と話して、そんな言葉が出てきて
ふと、このフレーズをおもいだした。

あんたも出来るだけのことをやらなくちゃいけない。
じっと座ってものを考えているだけじゃ駄目なんだ。
そんなことをしてたって何処にもいけやしない。
わかるかい?
[・・・]

「踊るんだよ」羊男は言った。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
おいらの言ってることはわかるかい?


ダンス・ダンス・ダンス』(村上春樹

年を経て、踊ることがわかった。

足を止めるよりも、
リズムをもって踊り続ける。

そして、ときどき走る。



踊り続ける。


【後記】
京都から終電で帰宅。
新幹線で先輩と遭遇。