「続く人」になるための適正とベース:ネクラとナルシスト

sotacafe2009-01-20

筋トレ好きの友人に聞いてみた。

Q「筋トレを続けるコツは?」

A「ナルシストであること」

なるほど。
技術よりも性格の問題。

大きなことを成し遂げるには
技術以前に性格の適正がある。

・・・

書くことの適正は
「ネクラであること」だとおもう。

ただし、
「書き続けること」の適正は
健康であることにつきる。

もっと言えば
「身体が丈夫であること」だ。

これを体現しているのが村上春樹

ぼくもこの影響を受けて、書くことと
運動することを両輪で考えるようになった。

・・・

書くというネクラな行為は、毒を含む。
(暗くなるという毒、自分に酔うという毒etc...)

毒性のあるものを扱い続けるには、
耐性を身につける必要がある。

つまり、丈夫な身体。
(と繊細な身体だけどこれはまたいずれ)

自分の中に毒をもつ(By岡本太郎)ためには、
健康である必要がある。

・・・
これは、書くことに限らない。

昔の会社の上司の一言。

「酒は、健康じゃないと飲めないんだよ」

ごく当然のことに「そうか」と。


人は健康だから、不健康なことができる。


(お酒は適度に飲めば健康だが)

・・・

なにをするにも、ベースが身体があるかどうか。
身体を意識しているか、体現できているか、がカギだ。

脳ブームが来て久しい。だが個人的には
身体ブームが来くるころだと思っている。

部分よりも全体
断続よりも連続
非常よりも日常。

・・・

近くの禅寺は取材が増え、
若い世代の参加者が増えている。
(ほとんどの人は続かないけど)

・・・

身体というベースは
一朝一夕にできない。

一流の技術と似ている。

だからこそ、毎日、長く
つきあうべきものなのだ。



書き続けるための適正とベース(身体)を意識する。


【後記】
大寒」ですね。
キハチのトライフルロールを久しぶりに食べました。