断続の時代:スキマ時間を活かす
1日で集中している時間はどのくらいだろう。
3、4時間くらいだろうか。
ただでさえ現代は断続的。
メールやケータイで時間が分断される。
アタマもカラダもひとつのことを
続けることができなくなっている。
逆に言えばひとつのことを続ければ抜きんでる。
・・・
仕事に限らず生活時間も断続的。
スキマ時間は、すぐケータイ。
・・・
このパターンを変えてみる。
以前、会社のお昼に食事の時間をのぞく40分を
司法試験の勉強にあてた人がいた。
その人は、周囲のランチの誘いを断り2年間で合格したという。
極端な例だけど、毎日のことの中で
これだけのことができる、という話。
・・・
むしろ時間が固定されているからこそ、
集中のリズムやモードをつくりやすい。
・ ・・
スキマ時間だけで書く著者もいる。
とくに忙しい人ほど、15分や30分を活用する。
カフェや空港で、いつでもノートPCを
スタンバイしている。
・・・
スキマ時間を有効活用する方法の
前に、まずやること。
日々の行動を測ること。
できれば、ストップウォッチをもつ。
知識労働者が成果をあげるための第一歩は、
実際の時間の使い方を記録することである。
[・・・]
重要なことは、記録することである。
記憶によってあとで記録するのではなく、
ほぼリアルタイムに記録していくことである。継続して時間の記録をとり、その結果を
毎月見ていかなければならない。最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとるべきである。
記録を見て、日々の日程を見直し、
組み替えていかなければならない。半年も経てば、仕事に流されて、
いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。『プロフェッショナルの条件』P・F.ドラッカー
有名な一節。
実践したのは会社に入ってからだけど
大学時代に読んでいてよかったと思う。
・・・
家計簿があるのだから「時間簿」があってもいい。
・・・
もうひとつ。
この一節の気づきは、時間術以前に
「人生の優先順位はなにか」である。
流されるものはいくらでもある。
けれど、限られた時間をいかに自覚し、
その中でやるべきことを選ぶか。
時間術以前に
時間そのものへの問いがあること。
・・・
「時間とは、命である。」
大学時代に師匠の一言を
まだ理解し、実践できていない。
▼
書く時間を確保するために、時間を記録する。
【後記】
本格的に寒くなってきましたね。