断続の時代:スキマ時間を活かす

sotacafe2009-01-14


1日で集中している時間はどのくらいだろう。
3、4時間くらいだろうか。

ただでさえ現代は断続的。
メールやケータイで時間が分断される。

アタマもカラダもひとつのことを
続けることができなくなっている。

逆に言えばひとつのことを続ければ抜きんでる。
・・・

仕事に限らず生活時間も断続的。
スキマ時間は、すぐケータイ。

・・・
このパターンを変えてみる。
以前、会社のお昼に食事の時間をのぞく40分を
司法試験の勉強にあてた人がいた。

その人は、周囲のランチの誘いを断り2年間で合格したという。

極端な例だけど、毎日のことの中で
これだけのことができる、という話。
・・・
むしろ時間が固定されているからこそ、
集中のリズムやモードをつくりやすい。
・ ・・
スキマ時間だけで書く著者もいる。
とくに忙しい人ほど、15分や30分を活用する。

カフェや空港で、いつでもノートPCを
スタンバイしている。
・・・

スキマ時間を有効活用する方法の
前に、まずやること。

日々の行動を測ること。
できれば、ストップウォッチをもつ。

知識労働者が成果をあげるための第一歩は、
実際の時間の使い方を記録することである。
[・・・]
重要なことは、記録することである。
記憶によってあとで記録するのではなく、
ほぼリアルタイムに記録していくことである。

継続して時間の記録をとり、その結果を
毎月見ていかなければならない。

最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとるべきである。

記録を見て、日々の日程を見直し、
組み替えていかなければならない。

半年も経てば、仕事に流されて、
いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。

『プロフェッショナルの条件』P・F.ドラッカー

有名な一節。
実践したのは会社に入ってからだけど
大学時代に読んでいてよかったと思う。

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家計簿があるのだから「時間簿」があってもいい。

・・・

もうひとつ。

この一節の気づきは、時間術以前に
「人生の優先順位はなにか」である。

流されるものはいくらでもある。

けれど、限られた時間をいかに自覚し、
その中でやるべきことを選ぶか。

時間術以前に
時間そのものへの問いがあること。

・・・

「時間とは、命である。」


大学時代に師匠の一言を
まだ理解し、実践できていない。




書く時間を確保するために、時間を記録する。


【後記】
本格的に寒くなってきましたね。