だからわたしには睡眠が必要

sotacafe2009-01-09

昨日の村上龍の「筆記脳」の引用は
もとは睡眠時間をテーマにしたもの。

 だからわたしには睡眠が必要で、結果的に
風邪を引きにくいということになるわけだが、
「単なる怠け者」という身近な人からの指摘もあって、
そちらのほうが説得力があるような気もする。

日本経済新聞村上龍(2006/10/24)

漫画家の浅野いにおも「編集会議」(2月号)で
「休みのときは1日15時間くらい寝ている」とあった。

創作のためにはよく眠ること。
・・・

ものを生み出すには
適度な時間がいる。

「適度な」というのは
考える時間と〆切りのバランス。

考えを生みだすための集中力と
ひとつのことを考え続ける根気。

・・・
また、身体の睡眠だけではなく
イデアも「寝かせる」必要がある。

つくったものをすぐ出すのではなく、
一度、時間をおく。

・・・

フリーランスや広告会社は
時間の自由度が高い分、
つかいかたを考えさせられた。

時間をうまく使えず、
徹夜した割にアイデアがでないことがあった。

逆に、よく眠って本や映画や散歩など
新しいことに触れる余裕のあるときの方が、
イデアは出た。

・・・

そこで2つほど、考えと行動を改めた。

1.ネタを寝かせる

言われて用意するのではなく、
普段から準備しておく。
イデアやネタをストックして寝かせる。


2.余白を「計画」する

睡眠も遊びも仕事も
同じ時間の中でスケジューリングする。
・・・

とくに2は、24時間の単位で
自分の生活をとらえているか
を問われる。

仕事時間、という考え方を
生活時間全体に広げる。

オンオフ両輪が
パフォーマンスを生み出す
ということに気づかされた。

・・・

泳いでないと、文章の進みが遅くなるように。

睡眠と覚醒も両輪なのだ。


よく眠る。文章やアイデアを寝かせる。


【後記】
代ゼミでお世話になった西谷昇二先生の出版記念講演会へ。
10年ぶりに先生の熱演、熱唱にあのころの自分を思い出す。