自分の想いを語れば、孤立する。けれど・・・

今日会った人から、昨日の「個性とは傷である」
というブログがおもしろかったという話になる。

オンラインはオフラインにつながっている。

・・・

「個性的」であることは、
不自由を経て獲得する自由である。

自分の想いを語れば、孤立する。
自分の考えで行動すれば、打たれる。

そのどこが自由なのか、
という人がいるかもしれない。

でもそれは、他ならぬ自分の内面を偽りなく表し、
自分として人に関わって、得た結果である。

自分を偽ることなく外界と関わっていける
ということは、極めて自由なことだと私は思う。

では、自分を偽りさえしなければ人を踏みにじってもいいのか?

孤立してもいいのか? そうではない。

だからこそ、早いうちから、自分の意志を表現して打たれ、
失敗を体の感覚にやきつけていかなくてはならない。

表現力を磨き、成功体験を重ね、熟練して、
自分の意志で人と関わっていけるようにしていくのだ。

そういう自由を私は欲しい。

そのための表現力・思考力の鍛錬なのだ。

『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー

フリーランスになった氏が新しい仕事をする上での
葛藤から見いだしたこと。

「自分に正直であり、かつ、人とつながっていく」

ぼくはこの文章から、傷を恐れずに認め、
書き続ける勇気を得た。


自分の意志を表現する。

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

【編集後記】
今日は、銀座でやっていた独立系の広告代理店
Wieden+Kennedyのトークセッションに参加してきました。
「Maximizing Your Potential」
クリエイティブの思想に触れ、新しい刺激をもらいました。