明日世界が滅びるとも君は・・・

 毎日は、やることがたくさんある。

 村上春樹は1日1時間の運動することについて、
 「ぼくは1日23時間で生きることに決めた」と言った。

 時間を天引きする発想。


1日は24時間だが、自由に使える時間は少ない。


あるアンケートでは、サラリーマンの平日の自由時間は
1時間もないそうだ。

仕事と通勤と家事をのぞくと、なにが残るだろう。

・・・

社会人1年目は、起きて会社に行く、帰って寝る日々が続いた。
そうして気がついたら休みで、また一週間がはじまる。

数ヶ月があっという間に過ぎてぞっとした。

が、今ふり返るとあの経験はその後の生き方に役だった。

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日々の雑務の中で、自由な時間は限られている。
そう決めた方が話ははやい。


大事なことは続けることの前に、毎日の中に組み込むことだ。


習慣化、システム化する。自動化、ルーティン化の中で
新しいものを生みだす土壌ができる。

種をまく前に、まず土を耕す。土は肥沃だろうか?

・・・


まず今日という一日をちゃんと組み立てる。

「明日地球は滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える。」
                ゲオルグ(東欧の詩人)

いい言葉だ。でも、「ほんとうに?」


水をあげわすれてしおれた観葉植物につっこみを受ける。

今日1日。そのリアリティを問う。


「明日地球は滅びるとも、君は今日○○する。」


この○○が、書く中身になる。



今日を続ける。

【編集後記】

こういうことを言うからには、ということで、
「毎日書く」ことをあらためて1日に組み込みました。