知の先住民

2.知の先住民

(前回の続き)
トークショー後、参加者で編集工学研究所の方と
本をリコメンドする「人」のあり方について話す。
(自分のセッションの時にも参加されていて2度目)

情報が増えた時代には、
目利きが評価者がいる。

評価者は第一線のファンであり、
量と質に裏打ちされた目利き。

目利きは、既にメジャーなものではなく、
これから出てくる、まだ世に出ていない
いいモノやヒトにスポットライトをあてる。

会社のボスしかり。編集工学研究所の松岡正剛さんも、
まさに知の目利き人。

「情報は関係の発見である」と編集を定義する。

イシス編集学校というコミュニティを通じて、考えに
共感する人が集い、オンラインでゆるやかに組織化されている。

松岡さんは、この中で先導する人を「知の先住民」と呼ぶそうだ。

先日の松本拓也さんの本では、パワーブロガーだし、
マーケティング用語ではイノベーターやアーリーアダプター

このヒト同士のネットワーク。

ネットワークは---化や---づくり
ではない気がしている。

評価者がハブになって、ゆるやなかピラミッド的な高さをもって、
情報は流れていく。川から海へ。それは知識・経験の量という
「知の等高線」のようなものかもしれない。

・・・

つまるところじぶんのやるべきことは、
この評価者の関わりかたを見直すことなのだろう。

連携?連帯 とは、なんだろう?

この「連携のかたち」を探るのが今のテーマ。

ハブ機能、連携のスタイル、関係の形を場、
コミュニティ、ネットワーク、などなど様々な
言葉を通じて考えいる。

本で言えば、ブッククラブ。趣味、志向性のつながり。

大学をはじめとしたスクールつながり。


・・・

このことを考えていくと
アナログな人つながりを仕事でも個人でも
オーガナイズすることの大切さを感じる。

出会ったら、次の「箱」を持っておくこと。

紹介するblogやmixiがあるだけではなく、
呼べる家があることとか。(これは実際やっている)

というわけで、いくつかの「会」を始めていきます。

そして、形ができればメディアなり、イベントなりで
アウトプットしていきます。

・・・
この活動の原点は学生時代にあった、と思い出す。