分厚い本と型の大切さ『考える技術・書く技術』
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現状
背景
原因
解決
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大学入学時にマッキンゼーに内定した先輩から薦められた。
『考える技術・書く技術
―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ ミント)。
分厚い。
大学生はこんな本を読んでいるのかと
少し圧倒されつつ、深夜のファミレスで
赤ペンを片手に読む。
方法論よりも、フレームワークの存在を知る。
思考や文章に限らず、ものごとには「型」がある。
型がいる。
最近はロジカルシンキングが定着し、
薄くてわかりやすい本も増えた。
が、分厚くむつかしい本の存在感に
惹かれて読む中で得られるものも多い
と再読して気づく。
知識ではなく、考えたり、逡巡した経験と記憶。
内容に意味があることだけが、本ではない。
久しぶりに読み返すとなつかしさと、
以前読んだ時からの理解の差に気づく。
だから、いい本は2度以上読むべきだと思う。
そしてできれば、時間を経ての
再読に耐えうる本を選びたい。
その前提として、量は必須だとは思うが。