買ってもらえる文章のために
最近、文章を書いてお金をもらうこと
について考えるための、本を読んでいる。
書評アフィリエイトで月数千冊売る人が
いる一方で、数人しかこない人もいる。
この違いはもちろんその人の実績や
ブランド力にもよるが、それ以前に
書き手に響く、行動を促すような文章とはなにか
を考える。
ビジネス書に限ったことではない。
村上春樹は小説を書くときに
「読んだ人が、冷えたビールを飲みたくなるように」
読んで欲しいと言っている。
実際に自分は、村上春樹を読んでる合間に
バーへ足を運び、ビールを飲んだことがあった。
つまり、なにかしらの意図があること。
操作主義ではなく、読み手の原体験に
響く言葉をつむげること。
誘導ではなく、何か行動したい感覚を
引き出されてしまうような、
そんな書き方へのプロ意識。
書くことによる影響力への想像。