人の読書をなぞる。
(昨日の話と関連して)
□人の読書をなぞる。
人が読む本だけでなく、
気になる人、尊敬する人が読んだ
「そのままの本」を読むのもいい。
以前、ルームシェアをしていた時、
一人が線を引き、
二人目が上角を折り、
三人目が下角を折る、
という記録づけをしていた。
・・・
マーキングされた本を読むことは
読書経験の跡をなぞるということで
大事な経験だ。
幸い、今の職場には社長が
引っ張った赤線をたどれる環境。
一度目はまっさらな状態で読む。
そして、線の引いてある本を読む。
2回目はまた違うまなびがある。
経験をなぞる読書。
デバイスが進んだら
もっと自由にできるかもしれない。
・・・
これは書く場合にも言える。
原稿を多くの人にまわして、
よい表現とそうでない箇所を
チェックしてもらう。
それプロセス自体が
一つの書く行為だ。
藤原和博さんはそうやって
著書をつくったという。
(『自分プレゼン術』)