人が読む本を、読む。

本を人に薦められる経験は、
本の入り口を新しくつくる機会。

一人では出会わなかった接点をつくる。

あこがれている人ならなおさら。

あの人が読んだ、という思いが
読むベクトルを一つ、増やす。
・・・

関係という文脈が
読むストーリーをつくる。

密かにキーパーソンの
「本棚と読書史」を編集したい
と思っている。

・・・

だからインタビューをする際は
なるべく「お薦めの本」を聴く。

記事にできなくても、
こっそり教えてもらって読む。

既に読んだことのある本も、
読み方が変わる。

・・・

友人にも「最近面白かった本は?」
と聴くようにしている。

その人の興味のアンテナとベクトルを
知る、方法。