秋元康の時代をつかむ表現力

今号の『ダイヤモンド』で
生活・文化の展望を語る
秋元康のインタビュー。

今年のキーワードは

1.「最小公倍数」
2.「小さな幸せ」
3.「家庭内集合住宅」

1.「最小公倍数」

最大公約数=万人受けするマス
から個別でモノが売れ、広がる時代。

ex)
AKB48のコアなファンからの展開

大事なことは、
コンテンツが刺さっているかどうか

2.「小さな幸せ」

これは、「冷蔵庫の中身」だという。
冷蔵庫の残り物をみてスキヤキが
できないな、と作れない料理を思うか
「これがあれば野菜炒めができるぞ」
と思うか。

身近なたのしみ、しあわせを
どれだけみつけられるか。

3.「家庭内集合住宅」

家族も個と個の集まりになっている。
テレビも部屋も別々、一つ屋根の下。

一家でムリして何かをやるよりも、
個々で好きなことをする「最小公倍数」
だという前提を理解する。

それぞれのやることを、
少しずつ見合う中で自分も興味を持っていく、
という距離感、流れができるといい、と。

・・・

なるほど。

A→Bという変化を述べ、
ひとことでまとめ、
たとえ話をする。

このモノの見方と表現力が、
時代を引っ張るコンテンツを
つくっていくのだろうな。

・・・

多くの人に伝える本を書くときも、
秋元さんのように時代ごとの、
人の温度を感じとって
言葉にする表現力は大切だ。

学ぼう。