わかりません、がわかること


「私には分からない」というのが、
知性の基本的な構えである。

「私には分からない」
「だから分かりたい」
「だから調べる、考える」
「なんだか分かったような気になった」
「でも、なんだかますます分からなく
 なってきたような気もする・・・」

 と螺旋状態にぐるぐる回っているばかりで、
 どうにもあまりぱっとしないというのが
 知性のいちばん誠実な様態ではないかと私は思っている。

 (内田樹 ブログより)

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わからないことで運動できること。

なにがわからないかが
わかるように学び、考える。