3年で辞めなかった若者たち

先日、2002年の博報堂インターンメンバー数名で飲む。

学生時代に一番印象が大きかったビジネスイベント。

7年も経つとそれぞれのキャリアや変化がみえる。

連絡が途絶えたり、結婚したりする人も出てくる。

そんな中、大手企業に進んだ人はほとんど辞めていない、と気づく。

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さすがに3年目あたりでは、皆迷っていた。

けれど、そんなとき
元人事でキャリア関連の著書も多い方からの
「続けるべき」という一言は、大きかったかもしれない。

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人は、選択肢があると思うと判断を誤りやすくなる。

失敗してもいいと思ってする決断と
失敗できないと思ってする決断はちがう。

前者は、必然的にわきが甘くなる。

後者は、未来への想像力が働き、決断に覚悟をともなう。

ときに選択肢がすくない方が、
また、減らした方がいい判断ができることもある。

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自分は辞めた側だけど、
続けることの先に見えるものがあるとやっと気づく。

そういう時間単位で考えられる年になった20代の終わり。


たまには、選択肢を減らす。(時間が経てばいずれ減るけど)