ことばのOS

文体は生活である
村上春樹は言った。

他人と違うものを書くんだとしたら、
他人と違う生活をしなくてはいけないだろう、
ということは最初から感じてましたよね。


人が書くものというのは、生活スタイルのレベルで
ずいぶん変わってくるはずだと思っていたから。

『ナイン・インタビューズ』
柴田元幸 村上春樹対談)


技術とは習慣であり
習慣とは生活である。


ことばのOSは生活、
つまり時間のつかいかたにある。
ここに「てこ入れ」ができるかどうか。
・・・

村上春樹は朝4時に起きて、
夜明け前にひたすら書く。

毎日必ず4〜5時間仕事をし、
原稿を10枚を書く。

・・・

その人を知りたければ、
作品よりも生活をみるといい。

時間のつかいかたに
技術の一端がみえる。


言葉のOS(生活)を見直す。


【後記】
電車が止まると人の動きがおもしろい。
群衆心理をかんがえる。