読み書きで育てる実話『フリダームライターズ』
書くことにまつわる映画を紹介。
社会的な人種差別の問題を抱える地域の
高校のクラスを新米先生が書くことから
変えていったノンフィクション。
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生徒を変えた読み書きの方法はとてもシンプル。
1.ノートを配り、おもいのたけを日記に書かせ、先生が
文章の添削とコメントをつけて返す。
2.先生が選んだ本を読ませ、気づいたことを実行させる。
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書くこと、読むことで
内側から変化を起こすきっかけをつくる。
知的好奇心の芽をはぐくむ環境を与える。
そして、生徒との対話が読み書きの中にあること。
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先生自身に読み書きと、生き方への芯が貫かれている。
生徒が自ら変わる過程を描く。
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これは実際にあった話。
このとき生徒が書いた本も同じタイトルで出版されている。
もちろん、出版にこぎつけたのも先生がきっかけだ。
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書くこと、読むことが
自己の治癒と自ら変わるきっかけなのだ、
ということを感じさせられた作品。
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と、同時に自分の子ども時代の
読み書き体験をおもい出させてくれた。
(この話はまた明日)
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子ども時代の読み書き体験をおもいだしてみる。
【後記】
飛騨高山から帰ってきました。
いつもながら生活のちがいに驚きつつ、
帰りの車から見た富士山と東京の夕焼けが
印象的でした。