引用する技術〜センス&センテンス

このブログはよく引用をする。

このブログに限らず、
本という紙メディアからの引用が
ウェブ上には多くある。

それだけ公に信頼が置ける情報の
ソースとして、本がある。

・・・
では、あらためて引用ってなんだろうか。
友人のコラムを引用しつつ考えてみる。

【 他人の言葉が引っ掛かった瞬間、それは自分の言葉になる。 】


よく人の発言から言葉を使わせてもらうことがる。
とても印象に残ったからなのだが、少し罪悪感を感じることある。

だから、次のような理由付けをして正当化している。

それは、他人の言葉が引っ掛かった瞬間、それは自分の言葉になる、
ってこと。

だって毎日聞く人の話ってすっごーく沢山あって、ものすごい数の
言葉を聞いていると思うのだけれど、その中でも、自分の印象に残る
っていうことは、すでにそのことについて自分で考えていたってことだから、
その言葉を聞いた瞬間、自分のなかでもやもやしてた思いにカタチが
与えられるんだってこと。

考えてなかったら、人の言葉に反応することもないと思う。

[・・・]

つまり、認識できるかどうかが、
自分の表現にとって一番重要であって、
認識できてなければ、絶対に表現できないし、
逆に認識さえできていれば、表現はついてくる。

審美眼が重要なわけ。

何をかっけーって思うかってこと。
何を美しい、と思えるかってこと。

それを捉えることだけが大事なわけさ。
それがセンス(感覚)でありセンス(意味)であるのさ。

センスとは、「感覚」と「意味」の2つの意味がある。

引用とは、認識できる審美眼をもつための訓練だ。


自分のセンスを確かめるために引用する。


【後記】
今晩は銀座に行っていました。
年末の時期にもかかわらずタクシーが
多く止まっていたのは時代でしょうか。