読むこと、書くこと、生きること。


ブログのタイトルは過去、何度も変えてきた。
その中でも、読書は変わらないテーマ。

本にかかわる仕事をしていると、あまり本に
興味がない人から、「読書で人生変わりますか?」
と聞かれることがある。

読書が変えるのではなくて、読む自分が変わる
ことでしかない、と思う。

なにかに期待することは、なにかに依存する
ことでもある。依存に気づきつつも、まずは
どっぷりとそこにつかる、はまる。

一度は「いいなり」になってみる。いいなり読書。

読むといい、と言われた本は何でも読んでみる。
そこから、自分なりにいい本とそうではない本が、
感覚的にわかってくる。

読書は、ある種の毒をもつ。その毒を含めて
飲み込んだあとに、すこし違う世界が見える。

まずは、本に浸かってみる。大切なのは、
浸かった(読んだ)ときの感覚を忘れないこと。

そのための赤線やログ、方法はいくらでもある。

「読むこと書くこと生きること」。ささやかな行為に
大きな意味を持たせるのではなくて、今、という時間の
中で読み、考え、感じたことを、本という切り口で
考えてみたい。そう思って、再び書きはじめることに
します。

タイトルは「こと」が3つも続く。コトの
あいだには、本というモノがあって、ヒト
をつなぎ、つむいでいく。本が変えるもの、
生むもの、つむぐもの、つなぐもの、を考
え、行動する(読む)ヒントになればという願い。


変える、変わる、伝える、伝わる、あいだ
にあるものやことの考察記録です。