出版に関わる人の雰囲気

最大手取次の日本出版販売(日販)の
「新春を祝う会」に参加した。

取次(流通)、書店、出版社、
本を扱う多くの人に会いできる機会。

名刺交換をしてもそれほど時間はない。

が、全体としてどういった人が本の仕事に
関わっているかの感触がつかめた気がする。

金融、IT、広告という業界を経て出版はまた違う
雰囲気がある。どこか、職人気質で情にあつい
というイメージ。本に対するおもいと重ねているかも。
(あくまで個人の意見)

売上高の減少傾向が続いている業界であっても、
いい話もある。(当日、日販社長の話より)

・昨年の売り上げトップ10のうち5タイトルがケータイ小説

・10年ぶりに新版がでる広辞苑は30万部越え重版

・光文社『カラマーゾフの兄弟』は異例の50万部

・河出書房の世界文学全集

・図書館利用率の増加

・10代の月刊平均読書数が9.4冊上がっている(毎日新聞調べ)

まだまだ本に関わる仕事、そして
そこに付随するメディア(PR)、コンテンツ、マーケティング
ビジネスには可能性がある、と思う新年の会でした。

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■こんな特集を見つけた
出版を元気にする動き
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200711/11toku1.html

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じぶんもがんばろうっと。