「ウェブ時代をゆく」梅田 望夫

『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』 梅田 望夫


ウェブ進化論』の著者が
今という時代を実践ベースで。

インターネットがある時代に
いかに学び、働くか。

日米の双方をみて、時代の変化を
見続けている著者しか語れないこと。

20代、30代なら必読の本だと思う。

内容だけでなく、その雰囲気から
伝わること、真剣さの空気。

友人は『ウェブ進化論』を読み、
事業を思い立ち、会社を辞めて
起業している。

見直し、行動すること。

一歩から道を進むための手引きでもある。

▼読書メモ

ITの歴史とは、「個」の可能性を押し広げ「個」を
開放する方向での理念を掲げた人たちの主張が、
長い目で見れば、必ず実現してきた歴史

□ネットアスリートの資質
 1.心配性(緊張感をもって考え続ける)
 2.自分の頭で考え、続けあきらめないこと
 3.見晴らしのいい場所に身を置くこと
  (正しいときに多正しい場所にいる)

□5百枚入る名刺ホルダー
会社を離れて一人になったとき、正当な対価
を払ってくれそうな人(仕事を時給換算したときに
最低でも時給数千円以上しはらってくれそうな人)
だけを入れる

ロールモデル思考法

□自分の志向性を細かく定義する
人の生き方、時間の流れ方に興味を持ち
波長の合う信号をキャッチし、自分にマッピングする。

1.「時間の使い方」の優先順位を変えてる
2.やめることを先に決める
3.長期「なりたい自分」と短期「なれる」自分を現実的に意識する

□これからの知的生活には資産より時間

□ネットは知恵を預けると利子を返す銀行
1.ネット上の不特定多数を信頼する
2.閉から開へのマインドセットの転換
3.希少性をコントロールする概念からの脱却

□知的生産で他者を意識する(パブリック、貢献意識)

□「時代の変わり目」を生きるためにいちばん重要なのは、
「古い価値観」に過剰適応しないこと

□ウェブリテラシーの定義
1.ネットの世界のしくみ、原理を理解する
2.サイト構築能力(ウェブで何かを表現したいと思ったらできる)
3.バーチャル経済圏の理解と実践
4.ウェブの新しい技術を独学できる


○他、キーワード

知的で明るい大人
好きを貫く精神
個が「緊張感をもって生きる」
生きるために水を飲むような読書


▼Do list
・出てきたキーマンやサービスをサイトでチェック
・ブログを活用する(デザイン、テーマなど見直す)
・志向性の共同体、関係の見直し
・海外情報へアンテナをもつ

『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』 梅田 望夫

・・・・後記

どういう読書メモがいいかトライアル中

レスポンスがある設計
ブログのあり方
mixi日記という方法