事実への物言いと選択


河合隼雄氏は言った

 人間、自分に本当の自信がなければ、
  謙虚になれないのですよ。
 
 人間、本当の強さを身につけていないと、
  感謝ができないのですよ。

田坂広志氏はこの言葉からこう延べる

 他人に対して謙虚に処する行を続けていると、
 いつか、深い自信が芽生えてくる。

 他人に対して心から感謝する行を続けていると、
 自然に、自分の心が強くなっていく。

ひとつの事実についての語らいから、
今、自分に響くことばは前者である。

どちらも正しいが、
どちらが伝わるか。

選択に価値観が出る。