漢字、午後
■漢字の意匠
漢字はとてもよくできている。
その起源や成り立ちについて
少しでも知るたびに漢字の見かたが変わる。
解釈はそれぞれでも深いなおもうこと
・正しいは「一」に「止」まる
・偽は「人」の「為」、「人」に「為」す
・財は「才」と「貝」(お金)
カタカナで書くと意味を取り違うものや
整合性が取れないものも多々ある。
そのまま使っていて意味が通じないことも。
・ピンチは危機。危険と好機の両方を意味する。
(リスクも危険だけではない)など
ひとつの文字にある両義性の平衡感覚。
石川九楊「縦に書け」は書くことの意味を、
白川静さんは漢字の語源を歴史からひもとく。
このあたりを読みなそう。
友人は「字通」(白川静)を買っていた。
今度読みに行こう。
■友人夫婦(予定)と
自転車で代官山の区民プールへ。
ざっと泳いでシェリュイで買ったラスクとクッキー。
1年半ぶりの友人とランチの後、家へおじゃまする。
二人暮らしの空間。ベランダの洗濯物。
視界をじゃまするビルも、目線を上げれば空が広がる。
さしいれに合わせて赤と白のワインを一本ずつ空ける。
生活、仕事、友人、将来、自転車(最近の共通の話題)。
ワインとともに時を忘れる。
そういう一日が、たまにはあっていいと。