欠けて補う。自問力

小さな転機、大きな一歩。

・・・

■欠乏しているもの

松岡正剛講演会へ。

タイトルは「本に溺れて、浮いてみる」

正直、濃すぎて消化仕切れない2時間。

この2時間がこの後の何ヶ月、何年かに
本に関わるテーマとして残っていく確信。

・・・とりあえずメモ

人は欠けているものを情報で補おうとする。

そこに読書がある。

○溺れる=沈黙と共感

文脈への想像から出現する物語が、
現実に転じてしまう危険性もある。
胡蝶の夢のように、夢かうつつか)

そこで、

○浮く=読書の地図を自分の中に置く

読書地図をつくってなお埋まらない空白を
探求してみる。

地図があればより多くの読書の海を進める。

・あたまとことばのあいだにある埋めきれないもの
 埋まりようのないもの

・本棚の入れ替えるたのしさ
・社会、世界、記憶のインアウトとして読書OSをもつ
・アルスコンビナトリア(アートオブコンビネーション)
・図書街プロジェクト

・クラブ財としての価値
 ネットという市場の前に価値を醸成する場所
 千利休が茶室でつくってきたもの


・あたまとことば、自己と他者、あいだにある埋まらないもの
 (もしくは村上春樹的欠損感)
・バーチャル空間のつくりかた
・クラブとサロンについて

・・・

■自らに問うことについて考えている。

今、じぶんの中にどういう質問をもっているか

□「寝る前の3分でチャンスをつかむ自問力」

→ことばの習慣としての自問力

今考え中の、

「20代でしたい10のコード(習慣)」

のヒントとして。

・・・

ユングは言いました。

「人間にとって決定的な問いとは、

 自分が限りなきものとつながっているかどうかということ」


もうひとつ。

「人間存在の唯一の目的は、

 単なる存在の闇に光をともすことである」